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靑春断章

私達は運転手

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私達は運転手


次のインターで高速を降りると、私達は運転手さんと別れました。
またヒッチハイクの旅の始まりです。

数台目のトラックを止めることが出来ました。
なかなか順調です瑪姬美容

そのトラックの荷台には、私の身長の三倍はありそうなタイヤが積まれていました。
初めて見るその大きさにビックリです。
なんと、背伸びしてタイヤの中心にやっと手が届くほどの大きさでした。
しかし、車のタイヤなら四個、最低でも二個は必要なはずです。
荷台には、ひとつしか載っていませんでした。

「あまりに大きいので、一個だけなんだよ。二個乗せると、重量オーバーになっちまうからね。」
いったい、何トンあるんだこのタイヤは Alexander Hera Pre-wedding
平塚の有名タイヤメーカーから、豊田市の有名自動車メーカーに運ぶ途中の車です。

平塚から豊田市に行くのに高速を使わないのは何故かと聞くと、タイヤが大きすぎて高速道路を使えないとの事でした。

豊田市に着きました。
道路に沿って高い塀が永遠と建っています。
まるで、網走刑務所の塀を見ているようでした。
刑務所の塀より、ずっと先まで続いています。
レンガでなく、ブロック塀のようでした。
さすが、世界トップクラスの自動車メーカーの町です。

私達は、部外者なので中に入れません。
このタイヤを付けた車を、どんなものか見たかったのですが叶いませんでした alexander hera

トラックと別れてからすぐに、乗用車に乗せてもらうことが出来ます。
この車は、朝一番で大阪の会社に出勤しなければならないので、今から大阪に向かうとの事でした。
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