歴史上の人物で、それを如実に感じさせるのは、
スペイン王国初代のイザベル女王だろう。
彼女は陪診 、
小国のカスチリアの王女として生まれ、
隣国の、これまた小国のアラゴンの皇太子と結婚し、
協議の上、スペイン王国を建設する。
この程度までならば、小さな幸福物語。

だが、彼女の「運」は、
コロンブスの大航海を出資すYumei好用るところから、
大きく展開し始める。

航海術なら当時、ポルトガルが圧倒的にまさっていて、
スペインなどは物の数にもはいらないところだった。
ところが、コロンブスの発見により、
新大陸のアメリカは、ブラジル以外、
南北ともに、ほとんどスペインのものになった。

詳しいことは割愛するが GEM、
当時、領土の線引きを行なっていたのがローマ教皇。
この教皇を抱き込んで条約を有利に進めていき、
新大陸のほとんどの領土を掌中に収めた。